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「カット・シフト・チェンジ」冬の節電を!
ここ最近、急激に寒くなってきましたね。皆さま体調は大丈夫ですか?
気付けば今年も残すところ1ヵ月弱になりました。
この冬は「カット・シフト・チェンジ」を意識して省エネ&節電に取組んでみませんか?
意外(?)かもしれませんが、電気代は夏場より冬場の方が高騰する傾向にあります。
ただ、節電の方法や意識するポイントは夏も冬も同じで「カット・シフト・チェンジ」3つのキーワードに集約されています!
Contents
冬場の電気代が高騰する理由
最近では省エネに特化した高性能エアコンが普及した為、北海道を除くエリアでは暖房にエアコンを採用するケースが増えてきており、それにより夏場と同様に電力需要のピークが高くなる傾向があります。
冬の電力需要は①「朝9時~10時」②「夕方16時~21時」の1日2回。
また、夏に比べるとピーク時間帯が長時間になるのも冬の電力使用の特徴です。
これらのことから、暖房のピークシフト、設定温度の見直し、夜間蓄熱した電気を昼間に使うなどの工夫を考えることが大切になってきます!
冬の節電の3つのキーワード
以下の3つのキーワードを意識して今冬は節電への意識や取組みを加速させてみませんか?
① カット … 無駄の排除や効率的な運転をする
【照明】
・不使用の照明(広告や看板、ライトアップなど含む)の消灯。
【空調・暖房】
・暖房設定温度を低めに見直す。
・扇風機やサーキュレーターを使って暖房時の暖かい空気を撹拌する。
・カーテンやブラインドを使用して暖気を逃さない。
【その他】
・パソコン、コピー機、その他オフィス機器、給茶機、自動販売機などを使わないときは電源オフ。
コンセントを抜いて待機電力もカット。
・温水洗浄便座の保温・温水の温度設定を下げ、使わないときはふたを閉める。
② シフト … ピークの需要を避ける
【空調・暖房】
・始業と同時に空調や暖房を開始せず、フロア別に稼働したり、電力需要ピークの時間帯を避けて起動する。
【生産設備など】
・業務開始時に同時に設備や機器を起動させず、順次起動する。契約電力を減らすことで電力コストダウンにも。
・電力需要ピーク時間帯(平日の朝9時~10時頃、夕方16時~21時頃)は、休憩時間やシフト交代時間にあてるなどで、工場の操業ピッチをダウン、もしくは一時停止を。
③ チェンジ … 電気以外のエネルギーへの転換や高効率機器の設備への転換
【照明】
・従来型の蛍光灯をLED照明に交換。
【空調・暖房】
・電気以外の暖房器具を優先して使用。
・電気暖房は効率の高いエアコンなどに切り替える。
【生産・ユーティリティ設備】
・ピーク時間帯は自家発電をフル活用。コージェネレーション設備の場合は、発電優先の運転にする。
出典:資源エネルギー庁より抜粋
如何でしたか?既に実施されている内容はございましたか?
今冬は一つ一つの行動を意識して節電への取組みを実践していきましょう!
これらの行動に加えて更なる節電に取組みたい方や省エネ全般に関してのお問合せはいつでもお気軽にご相談ください。
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