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【改正FIT法】って何?

エネトク編集部

エネトクは全国15,000件以上の法人様に省エネ・コスト削減の支援実績があります。あらゆる業種に対応できる専門性高いコンサルタントがエネルギーコストにまつわる様々なお悩みに合わせて、省エネのフルサポートをおこなっています。

そもそもFIT法とは?

「FIT」とは、「固定価格買取制度」のことで、太陽光発電に代表されるような再生可能エネルギー(再エネ)で発電した電気を国が決めた価格で買い取るよう電力会社に義務づけた制度のことです。
(買取費用は、電力会社が買い取った再エネの量に応じて、電気料金を通じて国民が広く負担することとなっています(再エネ賦課金))

創設されたのは2012年7月で、その背景として太陽光発電を中心とした再エネ発電は火力発電などの発電に比べ発電コストが高く導入がなかなか進まなかった。という理由があります。

この「FIT」制度の導入により、多くの事業者様が再エネ発電に取組み、2016年には、2012年と比較して約2.5倍という導入量に達しています。

FIT法で起こった課題


そのような課題に対応するべく、2017年4月1日に改正FIT法が施行されました。
趣旨としては「責任ある発電事業者として再エネの長期安定発電を促し、安定的な発電が行なわれるような仕組み」を設ける事です。

大きな変更点は下記になります。

◇新認定制度

従来の設備認定(太陽光パネルの価格など)から事業計画認定へ
※既に認定を受けられている方も事業計画の提出が必要
(また、認定を受けて一定期間が過ぎても発電を始めない事業者は
買取期間が短縮されるなどのルールも設けられました。)

◇買取価格

発電にかかる費用だけでなく、将来的に目指すべき電力価格を「買取価格目標」として考えあわせた上で決められることとなりました。

FIT法や改正後の変更箇所について、少しはお分かりいただけたでしょうか?

今回のFIT法改正は、未来のエネルギー利用の理想像を見すえて、私たちの負担を抑制しつつ、再エネの導入を促進していくための対策なのです。
再エネの導入を促進することは、「温室効果ガスの排出減」資源が少ない日本で「エネルギー自給率を向上」させることにも繋がります。

もっと詳しく知りたい方や、太陽光発電(再生可能エネルギー)の導入を検討されている方など、いつでもお気軽にご相談ください!

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