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更新日:2023/05/24

【今さら聞けない】蓄電池とは?基本中の基本を解説!

エネトク編集部

エネトクは全国15,000件以上の多種多様な法人様に省エネ・コスト削減の提供実績があります。事業用太陽光発電においてはシミュレーション・提案・補助金申請・設置工事までワンストップで実施。専門コンサルタントが屋根補修や電気工事など、様々なお悩みに対応し、省エネのフルサポートをおこなっています。

「蓄電池ってなに?」
「今さらだけど蓄電池のわかりやすい説明して!」

今回はこんな疑問にお答えします。

蓄電池とは、「電気を蓄える電池」のことです。
詳しくは後ほど解説しますが、次世代のエネルギーシステムにおいて、とても重要な役割を果たすことが期待されています。

改めて、蓄電池の基本を知っておきましょう。

蓄電池とは?

蓄電池は、充電と放電を繰り返し使用することが出来ます。
1回限りではなく、充電をおこなうことで電気を蓄え、繰り返し使用することができる電池(二次電池)で、皆さんがお使いのスマートフォンやノートPCなどに内蔵されているバッテリーなどもその一種です。

蓄電池は、以前に解説しているネガワット取引においても大変重要な装置の一つです。
また、再生可能エネルギーの大量導入にあたって起こりうる問題への対策としても注目を集めており、更には今話題の電気自動車(EV)にも蓄電池が搭載されています。

蓄電池の4つの役割

ここからは蓄電池の役割について解説します。

余剰電力(電気)を貯めておける

再生可能エネルギーで発電する電気は環境に優しく、枯渇する心配がないというメリットはありますが太陽光や風力などの再エネ電源では発電量が天候に左右されてしまうというデメリットもあります。
そのような時に蓄電池が活躍します。

例えば、再エネ電源が需要以上に発電した時は余剰電力を蓄電池に貯めておき、必要な時に放電して利用する事ができます。
特に、太陽光発電については発電した電気を固定の価格で買い取るFIT(用語集に説明有)の買取期間が終了すれば、これまでの電力会社への売電を中心とした使い方から、蓄電池を使って自施設や自宅で消費する使い方へと移行していくものと見られており大変注目されています。

電力系統の安定

再エネ電源は発電量が天候に左右されてしまうというデメリットは上述した通りですが、それに伴い仮に大量に発電された場合に電力系統(発電や送電などに使う電力設備が構成するシステム全体のこと)に大きな負荷をかけてしまいます。
そこで、再エネ電源の出力平準化に蓄電池を利用します。

万が一の防災に備える(BCP)

地震や台風といった自然災害や電力不足など、電気が突然供給出来なくなり停電してしまう場合があります。
そのような時、蓄電池に電気が貯められていれば自立的に電気を賄うことができ、省エネだけではなく非常用電源として活用することができる為、このような観点からも注目を集めています。

ピークカット・ピークシフトに役立てる

オフィスや工場、一般家庭においても電気(電力)を使う時間帯が集中する事があります。
そのような時、蓄電池に貯めておいた電気を使用すれば、電力の消費を抑える「ピークシフト(用語集に説明有)」にも役立てられます。

これだけの役割がある蓄電池は、次世代の鍵になることは間違いないです。
また、今後ますます蓄電池の市場は広がっていくと予想され、数年後には「1家に1台(事業所や工場なども)」蓄電池が設置されていると思います。

今回解説した蓄電池の基本を知っておいて準備しておきましょう。

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