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省エネNEWS

投稿日:

更新日:2023/05/25

【知らなきゃ損】飲食店の電気代を機器別に徹底解説!

エネトク編集部

エネトクは全国15,000件以上の多種多様な法人様に省エネ・コスト削減の提供実績があります。事業用太陽光発電においてはシミュレーション・提案・補助金申請・設置工事までワンストップで実施。専門コンサルタントが屋根補修や電気工事など、様々なお悩みに対応し、省エネのフルサポートをおこなっています。

「電気代が高い!」
「どこが高い原因なのか知りたい!」

こういった疑問にお答えしていく。

飲食店リサーチが飲食店オーナー275人に行った「飲食店の水道光熱費削減」に関するアンケートによると、店舗の水道代・電気代・ガス代の中で最も削減したいのは「電気代」という結果だった。

飲食店で電気代の削減において重要なポイントは、使用している機器の電気代を把握しておくことだ。

使用機器の電気代を把握できていなければどこを節電していいのかわからない。
エアコンや冷蔵庫は電気代がかかるというざっくりなことはわかるが、1ヶ月にどのくらいの電気代がかかるか、把握できている飲食店オーナーは多くない。

そこで今回は飲食店の電気代の内訳と、一般的な使用機器ごとの電気代を紹介していく。

店舗の広さや、機器の大きさにもよるのであくまで目安として捉えてほしい。

飲食店の電気代の内訳を把握しよう

飲食店の電気代の内訳を把握しよう

まずは飲食店における電気代の内訳を確認しておこう。
飲食店では10時~20時ごろに高い消費電力が続く傾向がある。
営業種別、外気温や入客状況などによっても異なるが、一般的な電力消費の内訳は下記のとおりだ。

①空調 50.5%
②照明 17.4%
③厨房機器等 22.6%
④その他 9.5%

※出典:資源エネルギー庁 夏季の省エネ・節電メニュー(令和4年6月)

空調、照明、厨房機器で全体の90%を占めているため、これらの節電対策が重要なことがわかる。

さてここからは、一般的に使用されている飲食店の機器ごとの電気代を見ていこう。

飲食店の代表機器別、電気代の内訳を解説

機器別、電気代の内訳を解説

機器別の電気代の内訳を解説していく。
今回紹介する機器は以下のとおりだ。

  • 冷蔵庫
  • 冷凍庫
  • 焼き台
  • エアコン
  • 食器洗浄機
  • 電気フライヤー
  • コンベクションオーブン

すべて3相200Vで使用しているものとする。
順番に見ていこう。

冷蔵庫

冷蔵庫は24時間稼働するので厨房機器の中でも1番長く使用している。

1ヶ月にかかる冷蔵庫の電気代は、年間消費電力÷12×電力単価という計算式で算出できる。
例)
360kwh÷12×17.06円=511円/月

冷凍庫

冷蔵庫と同様に長時間稼働するものである。
ホシザキの冷凍庫(384ℓ)を例に見ていこう。
なお、計算式は冷蔵庫と同様である。
例)
1,000kwh÷12×17.06円=1,421円/月

焼き台

電気を電源として使用する業務用の焼き台は意外に消費電力が大きい。
焼き台の定番商品ヒゴグリラーを例に見ていこう。
1ヶ月にかかる焼き台の電気代は、kW×1日の使用時間×稼働日数×電力単価という計算式で算出できる。
例)
10.2kw×0.5h×24日×17.06円=2,088円/月

エアコン

夏冬において最も大きく消費電力がかかるのがエアコンだ。

1ヶ月にかかるエアコンの電気代は、定格消費電力×1日の稼働時間×1ヶ月の稼働日数×電力単価という計算式でおおまかに算出できる。
例)
〇 冷房
2.66×12時間×24日×17.06円(東京電力、低圧単価)=13,069円/月

〇 暖房
3.05×12時間×24日×15.51円(東京電力、低圧単価)=13,623円/月

食器洗浄機

忙しい時間帯に大活躍してくれる食器洗浄機を見ていこう。
食器洗浄機は「洗浄」よりも「乾燥」の方が大きく消費電力がかかる。
例)
1.36kw×0.5h×24日×17.06円=278円/月

電気フライヤー

揚げ物に欠かせない電気フライヤーを見ていこう。
ガスフライヤーと比べて火を使わないので安全性は高いといえるが、全体にかかる光熱費はガスフライヤーより高い。
例)
4.8kw×1h×24日×17.06円=1,965円/月

※フライヤーは立ち上げ時が大きく消費電力がかかる

コンベクションオーブン

幅広い料理で活躍してくれるコンベクションオーブンを見ていこう。
例)
6kw×1h×24日×17.06円=2,456円/月

ここまで7つの機器を紹介してきた。
各機器の電気代を把握することで節電意識に繋がるので、今回の内容を参考にぜひ節電に取り組んで頂きたい。

エネトクでは、これまで全国3,500店以上の飲食店の光熱費削減のお手伝いをしてきました。

電気代や水道代など、少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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