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【製造業向け】工場の電気代を把握して節電に繋げよう!

エネトク編集部

エネトクは全国15,000件以上の多種多様な法人様に省エネ・コスト削減の提供実績があります。事業用太陽光発電においてはシミュレーション・提案・補助金申請・設置工事までワンストップで実施。専門コンサルタントが屋根補修や電気工事など、様々なお悩みに対応し、省エネのフルサポートをおこなっています。

「工場の電気代が高い…」
「コロナの影響で売り上げが下がっているから何とか固定費を下げたい」

こんなことでお困りの方も多いのではないだろうか。

長らく、日本の経済を支えてくれている製造業の方々からも今回のコロナの影響は大きいと声が上がっている。

工場の稼働は減り、売り上げが下がってしまったが電気代からは逃げられない。
省エネ設備を導入しようと思っても、なかなか大きな設備投資はかけられないのが現状だ。

今できること、電気代を削減するにおいてまず重要なことは電気代を把握することだ。

そこで今回は工場における電気代の中身と簡単にできる節電ポイントを解説する。

工場の電気代を把握しよう

まずは工場での使用電力の内訳を見ていこう。

①生産設備 83%
②空調・照明 17%

※出典:資源エネルギー庁推計

データは製造業全般となるため、金属加工なのか、食品製造なのかというように業種や使用する設備によっても異なる。

上記のとおり生産設備にかかる使用電力が最も高くなっている。

かといって、設備を新しいものに入れ替えて省エネにするというのはかなりの設備投資がかかるし、
空調を節電しようとすると従業員の職場環境に影響が出るため難しい。

なので”LED化”や”電力会社の変更”という方法で節電に取り組む工場経営者が多いのである。

さてここからは、節電の方法について見ていこう。

工場の節電に効果的な3つの方法

工場の節電対策は様々な方法がある。

先ほどあげたLED化や空調設備の更新などの節電対策は一般的だが、今回は他の方法をピックアップしていく。

節電に繋がる効果的な方法は以下のとおりだ。

・電力会社の変更
・建物の塗装
・電気の見える化

順番に解説していく。

①電力会社の変更

一番手軽に電気代削減に繋がる方法は電力会社の変更だ。

工場は主に低圧、高圧、特別高圧といういずれかの契約種別を利用しており、2000年に特別高圧、2004年に高圧、2016年に低圧契約の電気の自由化がスタートした。

経済産業省によると、高圧分野の新電力シェアは2018年3月時点で15%を超えており、電力会社の変更により、年間の電気代が平均で約3%~15%安くなる。

設備投資なども必要ないため、一番手軽に始めることが出来る節電対策といえるだろう。

②建物の塗装

屋根や外壁、内壁に「断熱塗料」を使用することで省エネに繋げる方法だ。

エネとくNAVIでも取り扱っている「サーモブロック」という塗料を使用すると、室内温度は2~4℃程度低下させることができ、エネルギー削減率は10~40%削減することが可能だ。(環境差により数値は前後する)

室内温度が低下すればエアコンの省エネに有効で、電気代の削減に繋がる。

そして、夏にしか効かず屋根にしか使えない「遮熱塗料」とは違い、「断熱塗料」を使用することで冬も省エネに繋がることが実証されている。

設備投資が大きいことがデメリットだが、節電に繋がる部分で見れば効果的な節電対策といえる。

③電気の見える化

電力の使用状況を把握、分析することで効果的な省エネ対策に繋げることが出来る。

身近なところで言えば電気メーターで、アナログメーターからデータで確認するスマートメーターに変更が進んでいる。
政府は2024年までにすべてのメーターをスマートメーターに変更予定だ。

詳しくは、スマートメーターとアナログメーターの違いをカンタン解説の記事に書いているので確認してほしい。

電気の見える化をすることによって、どこに電気を使っていて、どこの時間帯に多く使用しているかなどを
すべて可視化し、明確に分析が出来ることで一人ひとりの節電に対する意識を向上することが出来るため本質的に節電対策に繋がる。
当サイトでも自社開発のエネルギー管理システム「まとめ

製造業の工場は電気代が大きくかかる業種の一つではあるが、少しでも節電に取り組むことでその分効果も大きい。

コロナの影響で打撃を受けている企業が少なくはないが、これを機に積極的な節電対策を行う企業が増えているのも事実だ。

電気代を見つめ直し、できることから始めていきましょう。

エネトクでは今回紹介した方法以外にも節電に繋がるサービスを扱っているのでお気軽にご相談ください。

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