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更新日:2024/10/01
企業が省エネに取り組むメリットまとめ
※今回は最後に【人事コラム】を掲載してみました※
省エネの目的は主に「エネルギー安定供給確保」と「地球温暖化防止の対策」として推進されています。
地球温暖化の原因になる温室効果ガスの大部分を占めるのは、電気やガス、ガソリンなどのエネルギーを使う過程で生まれる二酸化炭素です。
省エネでは、エネルギー利用の効率化を図り、温室効果ガスの排出削減も重要なテーマです。エネルギー安定供給確保と地球温暖化防止を実現し、さらに市場機能を活用した経済効率化を目指すことが省エネの最終的な目標です。消費者や投資家の間で環境問題への意識が高まっている現在、企業にはますます省エネへの取組が求められるようになるでしょう。
省エネ ~取り組みの背景~
省エネに取り組む企業が増えている背景には、省エネ法の制定があります。
「省エネ」の概念が普及するきっかけとなったのは1973年のオイルショック。
この騒動の後1979年に施行されたのが、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」です。
この省エネ法では、事業で多くのエネルギーを用いる特定企業に対して評価を行い、S、A、B、Cのクラスに分けました。
Sクラスに分類された企業は経済産業省のホームページで優良事業者として公表され、Cクラスに分類された企業には指導が入ります。
また、2018年の改正では、一定の要件を満たした企業への税額控除が盛り込まれました。
このような省エネ法のもとでのクラス分けや金銭的援助によって、多くの企業が省エネに取り組むようになったのです。
さて、それでも個々の企業の利益確保とは対立するかのようにも思える省エネへの取組ですが、当然メリットもあります。
省エネに取り組む2つのメリット
ここではコスト削減と企業価値の向上という2つの観点から省エネに取り組むメリットを解説していきます。
1.コスト削減
LED照明への切替や再生可能エネルギーの導入は、光熱費の低下に繋がり、コスト削減が可能です。
また、省エネ活動に取り組む企業のための補助金も多くあり、省エネ機器や施設の改修の費用を負担してもらえる場合が増えています。
2.企業価値の向上
企業の成長戦略にとって「イメージアップ」は非常に重要です。
COPの開催などによって消費者や投資家の環境問題への意識が高まりつつある現在、省エネへの取組のアピールは顧客の信頼を得ること、顧客に選ばれることに繋がります。
省エネ活動は、単に環境問題を解決するのみならず、自社の成長や利益確保にも貢献するのです。
まとめ
現在、企業が省エネに取り組むことは社会的責任の1つとなっています。
環境問題の解決に貢献するために、そして消費者や投資家に選ばれる企業になるために、リサイクル促進や太陽光発電、LED照明への切替などできることから始めていきましょう。
省エネ活動をアピールするために「COOL CHOICE」への賛同もおすすめです。
人事コラム①
私は新卒採用も中途採用も対応しているのですが新卒や第二新卒の方へは必ずお伝えしていることがあります。
「100%自分の理想の会社なんてないですよ、どこに行っても予想外のことは起きるし、入社してみないと実際の人間関係はわからないし、人が多ければ多いほど合わない人が出て来る確率は高まるし、自分が何にpriorityを置くかを整理した上で会社を選ぶこと、それから理想の会社が存在しないなら自分が入社して理想の会社になるように内部から変えていけばいいという手もあります。」
日々の業務に追われると見えなくなってしまうこともありますが、若手でも中堅でも初心に帰ることは大事だなと常に思っています。
さてさて、就職のご相談はXまで!
省エネのご相談はエネトクまでお気軽にお問い合わせください!