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更新日:2024/11/18
【意外と知らない!?】LED照明の種類と特徴まとめ
「LEDに変えると電気料金が安くなるみたい」
「LEDに変えたいけど工事が必要だから正直めんどう…」
「ホームセンターで買って自分で変えた」
このような認識の方が多いのではないでしょうか。]
LEDと一言でいっても様々なタイプがあるのはご存知ですか?
LED照明も従来の蛍光灯と同様にたくさんの種類があり、そのタイプや種類によって特徴や導入コストも大きく変わります。
今回はタイプごとの特徴を整理しながら解説していきます。
「これからLED照明に切り替えよう!」と、ご検討中の方は参考にしてみてください。
Contents
LED照明に変えるべき4つの理由
まずはLED照明について理解を深めるため下記4つのポイントを把握しておきましょう。
長寿命
これはもう誰もが知っていますよね。
LED照明の寿命は蛍光灯の約4倍。(蛍光灯の寿命が約10,000時間に対して、LEDの寿命が約40,000時間)
毎日10時間以上点灯しても10年以上長持ちする計算になります。交換回数も1/4に減らすことが出来る為、交換のコストや手間を省くことができます。
省エネルギー
これも有名ですよね。
LED照明の消費ワット数は、蛍光灯に比べて約1/4~1/5、白熱電球に比べると約1/8になります。(70%以上の電気料金の削減が見込める)
消費電力を大幅に抑えることで、CO2の削減となり地球温暖化など環境面にも良いのがLED照明です。
低紫外線
LED照明は紫外線がほとんど含まれていないため、印刷物の日焼け防止や店頭商品などの日焼け防止対策として有効です。
また、夜間に紫外線によって来る害虫対策としてもコンビニや自動販売機で多く利用されています。
耐衝撃性・軽量化・低発熱
LED照明の発光部分はポリカーボネート素材で出来ており、従来のガラス素材よりも衝撃に強く、軽量です。
また、熱を持ちにくい構造になっている為、交換の際にも火傷や怪我の心配もなく安全性が高く評価されています。
LED照明の種類は4つのタイプがある
4つのタイプは以下の通りです。
・電源内蔵形 交流用(工事不要)
・電源内蔵形 直流用(工事必要)
・電源別置形 直流用(工事必要)
・専用口金 専用器具で点灯(工事必要)
順番に解説していきます。
電源内蔵形 交流用(工事不要)
4つのタイプの中で唯一「工事が不要」のタイプです。
ホームセンターなどで気軽に購入できるのもこちらのタイプですね。
特徴
何と言っても手軽に購入が出来、交換工事が不要なのが一番の特徴です。
メリット/デメリット
メリット:手軽かつ低コストで導入が可能
デメリット:手軽な分、取付器具に依存してしまう部分が多く節電効果が低い
電源内蔵形 直流用(工事必要)
もっとも普及しているLED照明がこちらのタイプ。皆さんが想像する長寿命&省エネを実現する「ザ・LED照明」です。
特徴
普及数が多いため器具が故障した際の交換やメンテナンスも簡単。オフィスなどの原状回復も比較的やりやすいのが特徴!
メリット/デメリット
メリット:節電効果はもちろん、導入費用の面でもタイプの中で断トツNo1
デメリット:既設の蛍光灯用電源の取り外しと配線のバイパス工事が必要
電源別置形 直流用(工事必要)
電源が別置きのため、熱の影響を受け難く壊れにくいタイプのLEDです。
特徴
照射角度が広く配光が良いのが何と言ってもこのタイプの特徴!電源が別置きなので形状もスリムで軽量!
メリット/デメリット
メリット:他タイプのLEDと比べ照射角度が広いため既存の蛍光灯の様に使用が可能
デメリット:既設の器具も全て新品に交換するためキレイで安心感はあるがコスト高
専用口金 専用器具で点灯(工事必要)
専門性が高く、工事費用も高額ですがメーカー保証の手厚さや種類が豊富なLEDタイプです。
特徴
古い器具を全て取り外して、器具一式を新しく取り換えるので見た目も気分も心機一転できるのが特徴!?
メリット/デメリット
メリット:他タイプのLEDと比べ照射角度の広い種類が多い
デメリット:導入コストがタイプ別の中で一番高い
まとめ
LED照明のタイプ別特徴はお分かりいただけたでしょうか。
基本的には工事を伴う導入になるため、一度交換したらそう簡単にやり直すことは出来ません。
そのため、導入時には「自身の要望に本当に合っているか」慎重なタイプ選びが重要です。
ここには記載していませんが、実は導入するタイプが決まってからの照明選定も細かい特徴が多くあり…(こちらは別で解説します)
LED照明の設置場所や環境によっても選定基準が大きく変わるため、導入検討の段階で経験豊富な専門業者に相談することをオススメします。