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更新日:2024/04/11

安定器は交換必要?放っておくと危険かも【発火の可能性あり】

エネトク編集部

エネトクは全国15,000件以上の多種多様な法人様に省エネ・コスト削減の提供実績があります。事業用太陽光発電においてはシミュレーション・提案・補助金申請・設置工事までワンストップで実施。専門コンサルタントが屋根補修や電気工事など、様々なお悩みに対応し、省エネのフルサポートをおこなっています。

「安定器ってなに?交換必要なの?」
「何十年も交換してないけど不具合はないので大丈夫」

こう思っている方も多いのではないでしょうか。

日本照明工業会によると、安定器の交換の目安は約10年とされています。

でもなんだかんだ使えるし、蛍光灯が切れたら交換することはあっても安定器を交換する人ってあまりいないですよね。
耐用年数の限りがあるのに、気付かない、見過ごしてる方が多いんですね。

実は10年過ぎた照明器具は、外観では判断できない劣化が進んでいます。

ではどうしたらいいのでしょうか?

今回は安定器の役割や、交換が必要な理由を解説します。

この記事を参考にぜひ照明器具について見直してみてください。

安定器とは?

安定器とは、照明の点灯に必要な電源のことです。

照明器具のカバーを開けると中に入っている弁当箱みたいな、あれです。

電流を安定させる装置で、照明を点けるのに必要なので、要するに安定器がないと蛍光灯が点かないんですね。

安定器にも寿命があり、耐用年数は約10年と言われています。
ちなみに、照明器具本体も10-15年ぐらいが寿命とされています。

そして、安定器にも種類があり、私たちが気を付けないといけないのはPCB安定器です。
PCBとは、ポリ塩化ビフェニルと呼ばれている化学物質で、昭和32年1月から昭和47年8月までに製造された安定器に使用されています。

簡単に言うと人体にも影響を与える有害物質です。

このPCBが使用されている機器は定められている期限までに処分しなければいけません。
詳しくは環境省のページをご覧ください。
参照:環境省 | PCBとは?なぜ処分が必要か?

安定器の交換が必要な理由

器具内の安定器が絶縁劣化により、漏電したり、発火事故を起こす可能性があるからです。

想像すると怖いですね。

仮に店舗や飲食店で営業時間中に発火事故が起きてしまったら、お客様に危険が及んだり、
口コミで事故のことが広まってお店の評判が落ちてしまうかもしれないです。

安定器は約10年で交換したほうが良いと言われていますが、下記のような現象が出ていたら
交換を検討してください。

蛍光灯器具から「ブーーーーン」という音が鳴っていたり、新しい蛍光灯を付けてもなぜか長く持たないときは安定器が寿命の可能性があります。

大事になる前に点検・交換、もしくはLEDに変更していきましょう。

まとめ

今回は安定器について解説しました。

長期間使用している安定器は見えないところで劣化が進んでおり、思わぬ事故に繋がってからでは遅いです。

特に店舗や飲食店は気を付けなければいけません。

長く使用している場合は一度点検をしてみて下さい。

そして、安定器交換のタイミングでLEDに変更してしまった方が省エネ・節電に繋がります。

LEDについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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