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更新日:2024/04/12

失敗しない!太陽光発電の業者の選び方でリスクを回避する方法

エネトク編集部

エネトクは、全国15,000件以上の多種多様なお客様に、省エネ・コスト削減の提供実績があります。脱炭素社会の実現に向けて、専門のスタッフが省エネにまつわる様々なお悩みを解決し、お客様のエネルギーコストを最小化します。

太陽光発電を導入したいものの、どこの業者を選べばいいか悩んでいる方も少なくありません。

太陽光発電の導入は、多くのコストや時間を伴うものです。かけるコストや時間を無駄にしないためには、依頼する業者をどのように選ぶかが非常に重要です。

今回は、業者選びが重要な理由や選び方を解説します。

業者選びの失敗例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

太陽光発電の業者の選び方

太陽光発電を導入する際には、業者の選び方が重要です。

適正な業者を選ぶことで、さまざまなリスクを回避できます。

業者の選び方が重要な理由は下記の3つあります。

ここからは、業者選びが重要な理由をそれぞれ解説します。

適正な価格で導入するため

業者選びが重要な理由は、適正な価格で太陽光発電システムを導入するためです。

国際航業が企業経営幹部105人を対象に実施したアンケート調査によると、導入を見送った理由に「設置費用が予想より高かった」が最も多くありました。

適正な価格で設置するため

出典:国際航業 エネがえる

市場にはさまざまな業者があり、その中には不当に高い価格を設定する業者もあります。適正な価格での設置は、企業の財務的な負担を軽減し、長期的な経済効果を最大化するための重要な要素でしょう。

不適切な価格設定の業者に依頼すると、初期投資が不必要に高くなり、収益に大きな影響を及ぼす可能性があります。適正な価格の業者を選ぶことにより、太陽光発電システムによる長期的な利益を最適化できるでしょう。

太陽光発電システムの設置を検討している際には、初期費用のみならず、長期的なコストパフォーマンスや透明性、そして業者の信頼性を総合的に考慮することが重要です。

施工不良などトラブルを防ぐため

施工不良などトラブルを防ぐためにも、適切な業者の選択は非常に重要です。信頼できる業者による正確かつ丁寧な施工は、システムの性能を最大限に引き出し、長期的な問題発生のリスクを軽減します。

適切な業者の選定は、施工品質の保証と密接に関連しています。経験豊富で実績のある業者は、技術的なノウハウを持っており、システムを設置する際のポイントや危険性などについても熟知しています。そのため、施工不良のリスクが少ないでしょう。

施工不良は、システムの性能低下や故障、さらには安全上のリスクに直結する可能性があります。適切な業者を選ぶことにより、施工中の細部にまで注意が払われ、スムーズな設置が期待できるでしょう。また、万が一トラブルが発生した場合でも、信頼できる業者であれば迅速に対応をしてくれます。

太陽光発電システムを設置する際には、業者の技術力や経験、信頼性を十分に検討し、施工品質に妥協のない選択を行うことが、将来的な安心と安全を確保する鍵となります。

倒産する・連絡がつかなくなるなどのリスクを回避するため

業者選びが重要な理由は、倒産や連絡不能といったリスクを回避するためです。市場には多くの業者が存在し、中には経営が不安定なところもあります。設置後の保守やトラブルシューティングのためにも、安定した経営基盤を持ち、長期的なサポートを提供できる業者を選ぶことが重要です。

業者が倒産したり連絡が取れなくなったりすると、システムのメンテナンスや修理、保証の実施などが難しくなる可能性があります。これらはシステムの運用に直接的な影響を与え、最悪の場合、設置したシステムが使えなくなることもあり得ます。

そのため、業者選びに際しては、単に価格や技術力だけでなく、その業者の経営の安定性や市場での信頼度も考慮に入れる必要があります。

太陽光発電の業者選びのポイント

太陽光発電を設置してくれる業者を選ぶ際には、工事実績や信憑性のあるシミュレーションを出してくれるかなどを確認しましょう。

業者選びのポイントを押さえておけば、余計なトラブルや出費を回避できます。

業者選びのポイントをそれぞれ解説します。

信憑性のあるシミュレーションを出してくれるか

太陽光発電の導入を検討する際、業者が提供するシミュレーションの信憑性は非常に重要です。

シミュレーションには、予想発電量や電気代の削減額、投資回収期間など、システム導入に関する具体的な数値見込みが含まれているため、これらの情報が現実的かつ正確であることが求められます。

太陽光発電システムを導入する理由としては「電気代を削減したいから」との意見が多く挙げられます。

しかし、シミュレーションが提示されなかったり信憑性が薄いシミュレーションを提示されたりすると、本当に電気代が削減されるのか、メリットはあるのかといった疑問に対する判断材料がなくなります。

信憑性のあるシミュレーションを出してくれるか

出典:国際航業 エネがえる

メーカーのソフトを用いたシミュレーション、メーカーシミュレーションを加工した業者独自のシミュレーションなどいくつかの種類がありますが、いずれにおいても投資回収期間や電気代削減額、設置容量や方角、角度などを考慮して作成された年間シミュレーションであれば一定の信頼性があります。

業者を選ぶ際には正確なシミュレーションを出してくれる業者を選びましょう。

工事実績が十分か

太陽光発電の設置を検討する際には、業者の工事実績を十分に確認することが大切です。

実績豊富な業者は、さまざまな環境や条件下での施工経験を有しており、その知識と経験は設置工事の質に直接的な影響を与えます。工事実績が豊富な業者は、施工が難しい案件でも、適切な対応と解決策を提供できる可能性が高いでしょう。

実績の確認をしたい際には、業者のホームページを確認しましょう。施工したシステムの種類や規模、そして顧客の感想などが掲載されていれば、十分な判断材料となります。逆に、ホームページから施工実績が確認できない際には、業者に直接問い合わせて資料や写真をもらうのも効果的です。

実績の豊富さは、サポートやアフターサービスが提供されるかどうかについても重要な指標となります。

業者選びの際には、単に価格やサービス内容だけでなく、その業者の工事実績を十分に検討することが大切です。

複数のメーカーから提案してくれるか

太陽光発電システムの設置にあたっては、複数のメーカーから提案してくれる業者を選べば、自社に最適なシステムを設置できるでしょう。

依頼する際のニーズや予算は、個々の状況によって異なります。

複数のメーカーから提案を受けることで、異なる製品の特性や価格帯を比較できます。各メーカーの太陽光パネルは、発電効率や耐久性、コストなどの面で異なる特徴を持っているため、比較を行うことで自社の特定の要件に最も適した製品を選択できます。

また、一つのメーカーに依存せず、中立的な立場から複数の選択肢を提供する業者は、顧客の利益を最優先に考える傾向があります。このような業者は、単に製品を販売するだけでなく、顧客の特定のニーズに基づいて最適な提案をしていると考えられるでしょう。

アフターフォローをしてくれるか

太陽光発電の設置後のアフターフォローは、システムの長期的な性能と信頼性を保つために重要です。

そのため、業者選びにおいては、設置後のフォローアップやサポート体制にも注意を払う必要があります。

アフターフォローをしっかりしている業者は、システムの定期的なメンテナンスや必要に応じた修理、メーカーとの橋渡し役などを担ってくれます。これにより、システムが最適な状態で稼働し続けることが保証され、予期せぬトラブルや性能の低下を未然に防ぐことができます。

また、アフターフォローの有無は、業者が顧客との長期的な関係を重視しているかどうかの指標ともなります。太陽光発電システムは設置して終わりではなく、設置後もさまざまなトラブルが起こる可能性があります。その一つひとつに誠実に対応してくれる業者を選ぶことで、将来的な損失が防げるでしょう。

太陽光発電の業者選びの失敗例

実際に太陽光発電システムの設置を依頼したものの「失敗してしまった」というケースは多々みられます。

代表的な失敗例をそれぞれ紹介します。

不当に高い金額で契約してしまった

太陽光発電システムの設置における一般的な失敗例の一つに、不当に高い金額で契約してしまうケースがあります。

このような状況は、市場価格の知識不足や、複数の業者からの見積もりを比較検討しないことから生じることが多い傾向です。

太陽光発電システムは高額な投資であるため、悪徳業者にとっても魅力的な市場です。そのため、不当に高い価格を提示する業者も一定数存在します。

顧客がおおよそのコストを把握していない場合は、過大な金額での契約につながるリスクが高いでしょう。

さらに、必要性の薄い追加サービスを提案することで、最終的な契約金額を不当に高くするケースもあります。追加サービスが必ずしも顧客のニーズに合致しているとは限らず、結果的に不要なコスト増加につながることもあります。

このような状況を避けるためには、太陽光発電システムの市場価格を事前に調査し、複数の業者から見積もりを取得して比較検討することが重要です。また、契約前に提案内容の必要性や価値を慎重に評価し、自社の実際のニーズと照らし合わせましょう。不当に高い金額での契約は、長期的な運用コストの増大や投資回収期間の延長につながるため、特に注意が必要です。

補助金の申請がされていなかった

太陽光発電システム設置に関連する補助金の活用は、コストの削減に効果的です。

しかし、業者選びの際に補助金の申請に関する知識や経験が不足している業者を選んだ結果、補助金の申請が適切に行われなかったというケースがあります。

補助金の申請には、特定の要件や手続きが必要であり、流れを正確に理解し、適切に管理することが重要です。業者が慣れていない場合、申請がしっかり行われず、最悪の場合、申請自体が行われないこともあります。これにより、利用可能な補助金を活用できず、結果的に顧客が損をする可能性があるのです。

このような状況を避けるためには、業者選びの段階で、その業者が補助金申請に関する十分な知識と経験を持っているかを確認しましょう。また、補助金の申請について逐一報告をしてくれる業者を選べば、申請不備・漏れのリスクが軽減されます。

補助金の申請手順についてはこちら▼

シミュレーションと実際の発電量が大きく違っていた

業者が提供する発電量のシミュレーションと実際の発電量が大きく異なるケースは、よくある失敗例の一つです。

このような状況は、業者が契約を取りたいがために、実情とは違うシミュレーションを顧客に渡すことで発生します。結果として顧客の期待と実際の成果との間に大きなギャップが生じます。

発電量シミュレーションは、設置するシステムの規模や設置角度、設置向き、設置場所などさまざまな要因によって変動します。シミュレーションの結果が実際の発電量よりも高く見積もられると、投資の回収計画や運用戦略に影響を与え、経済的な不利益を招く可能性があります。

このような問題を防ぐためには、業者選びの際にシミュレーションの作成条件を十分に確認することが重要です。また、複数のシミュレーション結果を比較検討することも大切です。

ただし、シミュレーションはあくまでもシミュレーションであることをあらかじめ理解しておきましょう。正確な条件下で作成されたシミュレーションであっても、少なからず誤差は出てきます。この点もしっかり説明してくれる業者を選ぶとよいでしょう。

工事がずさんだった

太陽光発電システムの設置において、工事の品質は安全性や耐久性に大きな影響を与えます。

業者選びにおける一つの失敗例として挙げられるのが、「工事がずさんだった」というケースです。

ずさんな工事には、太陽光パネル・パワコン・架台の不適切な取り付け、電気配線の誤った接続、安全基準の無視など、さまざまな問題が含まれます。これらの問題は、頻繁な故障を招き、安全リスクを高める可能性があります。また、こうした問題を解決するためには、追加の修正作業やメンテナンスが必要となり、結果的に追加コストや時間の浪費を招くことになります。

これらの問題を回避するためには、業者の技術力や施工実績を事前にしっかりと確認し、信頼できる業者を選びましょう。ずさんな工事は、太陽光発電システムの設置における大きなリスク要因であるため、業者選びでは施工品質を優先的に判断材料に入れましょう。

まとめ

太陽光発電システムの設置において、適切な業者の選択はとても重要です。

不当に高い金額での契約や補助金申請の見落とし、ずさんな工事といった多くの問題は、業者選びを誤ることによって発生する可能性があります。これらの問題を避けるためにも、業者の実績や技術力、透明性をしっかり確認しましょう。

太陽光発電システムの設置は、昨今注目されている環境問題を解決するためにも重要な取り組みです。

適切に業者を選び、間違いなく設置できるよう入念に下調べをしましょう。

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