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自家消費型太陽光発電の費用はどのぐらいかかる?電気代の高騰で早めに回収できる!

自家消費型太陽光発電の費用はどのぐらいかかる?電気代の高騰で早めに回収できる!

エネトク編集部

エネトクは、全国15,000件以上の多種多様なお客様に、省エネ・コスト削減の提供実績があります。脱炭素社会の実現に向けて、専門のスタッフが省エネにまつわる様々なお悩みを解決し、お客様のエネルギーコストを最小化します。

「太陽光発電の導入はどのくらい費用かかるの?」

「少しでも安く太陽光発電を導入したい!」

こんなお悩みが多く寄せられています。

自家消費型太陽光発電の導入は、大きな設備投資になるため多額の費用がかかると思い込んでしまいます。

今回は、導入に何が費用でかかるのか、維持費はどのぐらいかかるのか解説します。
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自家消費型太陽光発電の費用はどのぐらいかかる?

まずは導入に必要な設備を把握しておきましょう。

自家発電型太陽光発電の導入に必要となる主な設備は以下のとおりです。

太陽光パネルがあれば太陽光発電の導入ができそうなイメージがありますが、その他にも必要な設備がたくさんあります。

様々な設備が必要になることを把握しておくことで、見積もりや目処も立ちやすくなります。

自家消費型太陽光発電の設備にかかる費用

経済産業省の調達価格等算定委員会が公開する資料によると、自家発電型太陽光発電システムを設置する場合の相場価格は以下のとおりです。

上記の価格を踏まえると、屋根に設置する場合の相場価格は以下の通りです。

上記の数値を踏まえると、屋根設置型の太陽光発電システムの、容量ごとの設置費用の目安は以下のとおりです。

10kw:297万円

30kw:891万円

50kw:1,485万円

100kw:2,970万円

補助金を利用したり、営業マンにお願いすることで費用を抑えることが出来るかもしれません。

自家消費型太陽光発電の設備費用を安くする方法

自家発電型太陽光発電の設備費用を安くする方法は2つあります。

順番に解説します。

海外メーカーを選ぶ

太陽光パネルは国内メーカー製ではなく、海外メーカー製を使用すると費用を抑えることが出来ます。

国内製は人件費が高いので、中国製をはじめとした人件費の安いメーカーを使用することをおすすめします。しかし、発電効率や保証、耐久性において不安を持っている方もいると思います。ただ、昨今パネルを製造する技術力が向上したことで海外製でも安価で質の高いパネルが生産されているので安心してください。

補助金を利用する

国や自治体の補助金制度を利用することです。

日本政府は、2030年度の電源構成として再エネ導入目標を36~38%としており、そのうち太陽光は14~16%とされています。

この目標を達成するには、太陽光発電の累積導入量を103.5~117.6 GWまで増やす必要がありますので、太陽光発電システムの導入に対して補助金制度を設けています。

補助金を利用することで費用を安く抑える事ができます。
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自家消費型太陽光発電の維持にかかる費用

自家消費型太陽光発電は、以下の維持費が発生します。

それぞれの維持費の内訳と相場を紹介していきます。

メンテナンス

10kW以上の自家発電型太陽光発電システムにおける、平均的なメンテナンス費用は、1kWあたり約0.5万円/年です。

上記を踏まえると、システム容量ごとに予想される年間の維持管理費は、以下のとおりです。

なお、「50kW未満でFITを利用しない発電システム以外」は、法定点検が義務化されています。しかし、義務化されている、いないに関わらず、太陽光発電システムのパフォーマンスを維持するために、必要経費として計算しておいてください。

また、施工業者によって、定期点検を設けない代わりに、お客様から連絡があればいつでも無料でメンテナンスをしてくれる業者もあります。

太陽光発電システムは基本的にメンテナンスが必要ない設備ですので、メンテナンス費用を抑えたい場合は、施工業者をしっかり調べておきましょう。

自家発電型太陽光発電のパネルが汚れた場合、清掃をお願いしたいこともあると思いますが、基本的に清掃しても発電率はあまり変わりません。

修理

続いて、太陽光パネルやパワーコンディショナなどの設備故障時に必要なシステム交換費用ですが、通常、パワーコンディショナは少なくとも1回は交換が必要になります。交換費用の相場は1台あたり30万~40万円です。

太陽光パネルの平均寿命は30年なので、一度設置すれば交換は必要ないでしょう。ただ、パワーコンディショナは15年なので交換が必要になります。

しかし、パワーコンディショナのメーカー保証は10年または15年あるため、設置から10年~15以内の交換は保証で無料でできます。

保険料

自家発電型太陽光発電は動産総合保険施設所有者賠償責任保険休業損害保険への加入が推奨されています。

保険は初期費用の0.3%~3%が年間保険料の目安とされますので、あらかじめ計算しておきましょう

▼詳しくはこちらで解説しています。

自家消費型太陽光発電にかかる税金

法人が太陽光発電システムを導入した場合、下記のような税金の支払いをする必要があります。

しかし、太陽光発電は節税できることがあります。

太陽光発電の節税についてはこちらをご覧ください。

自家消費型太陽光発電のメリット

まずは、自家発電型太陽光発電を導入するメリットを4つ紹介します。

  1. 地球環境に配慮したエネルギーを利用できる
  2. 電気代が高騰しても問題ない
  3. 災害時に安心して電気を使える
  4. 売電することで収入を得られる

順番に解説します。

地球環境に配慮したエネルギーを利用できる

太陽光発電は、環境にとってクリーンなエネルギーを利用できることです。

自家発電型太陽光発電は、太陽という自然エネルギーを利用するので、CO2を排出せずに電気を発電することができます。

日本は電気を発電するのに、約7割を火力発電に頼っています。そうすることで、地球環境に多大な影響を及ぼすCO2を排出してしまいます。

しかし、太陽をエネルギー源とする自家発電型太陽光発電を導入することで、環境にやさしいエネルギーを発電できるのです。

世界的に再生可能エネルギーの推進を図っている中で、自家発電型太陽光発電の導入は地球規模で必要になってくる取り組みになっています。

電気代が高騰しても問題ない

2つ目は、電気代が高騰しても影響を受けないことです。

ご存じの通り、火力発電の原材料が高騰しているせいで電気代が高くなっています。

そのほかにも、東京都などでは新築の家庭では、太陽光設置義務化などの話も出てきています。

そうすることで、太陽光発電を設置する過程が増えると、電気を購入しない家庭が増えてきます。したがって、電力会社は赤字経営になってしまうので、電気代を上げざるを得ません。

しかし、自家発電型太陽光発電を導入することで無料で電気を発電できるので、自家発電自家消費という形で電気を自給自足でき、電気代が高騰しても影響を受けずに電気を永久的に利用できるのです。

災害時に安心して電気を使える

3つ目は、災害時に安心して電気を使えることです。

地震が起きて停電になってしまっても、自家発電型太陽光発電システムがあることで、電気を発電できるので、停電時でも安心して電気を使うことができます。

また、自家発電型太陽光発電とセットで蓄電池を導入することで、昼間発電した電気を蓄電池に溜めて、夜間にその電気を利用することで、夜でも安心して電気を使うことができるようになります。

なお、雨が降ったり雪が降ったりして天候が悪い日でも、深夜の安い電気を蓄電池に充電して、蓄電池の電気で日中過ごすことができるようになるので、昼間の単価が高い電気を買わずに済むのです。

▼蓄電池についてはこちらから

https://enetoku-navi.com/column?id=industrial-storage-battery-merit-demerit

売電することで収入を得られる

4つ目は、売電することで収入を得られることです。

昼間に自家発電型太陽光発電で発電した電気を利用しますが、より多くの電気を発電できていれば、発電した電気は余っています。

その余った電気は電力会社に売電することで収入として受け取ることが可能です。

しかし、自家発電型太陽光発電システムの設備費用が安価になっている一方で、売電単価が安くなっています。

現在は、1kwあたり16円になります。10kw以上の発電システムを導入した場合には、20年間は固定価格買取制度といって、20年間1kwあたり16円で売電することができます。

ただし、今後も売電単価が安くなっていくことが予想されているため、発電した電気を安く売らずに蓄電池に溜めて、発電ができない時間帯に利用することが推奨されています。
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自家消費型太陽光発電のデメリット

一方で自家発電型太陽光発電を導入するデメリットもいくつかありますので、紹介していきます。

  1. 天候によって発電量が左右される
  2. 初期費用がかかる
  3. メンテナンスが必要

順番に解説します。

天候によって発電量が左右される

1つ目は、天候によって発電量が左右されることです。

太陽光のエネルギーを利用するので、雨や雪などの天候が悪い日は電気を発電することができません。安定して電気を発電できないことが原因で、いまだに再生可能エネルギーの普及が進んでいないのです。

しかし、前述したように、蓄電池も導入することで発電ができない日でも、深夜の安い電気を蓄電池に溜めて、発電できない時間帯に放電することで、1日を通して安い電気を利用できるようになっています。

技術力の向上で蓄電池の寿命も30年と伸びているので、一度設置すると交換せずに利用し続けることができます。

初期費用がかかる

2つ目は、初期費用がかかることです。

海外のメーカーを導入することで費用を抑えることはできますが、無料で導入することができません。初めにまとまった資金が必要になります。

しかし、電気代を削減したり売電収入を得ることで数年から数十年で設備費用を回収することができるので、導入する前にどのくらいの期間で回収できるのか、計算してみることをおすすめします。

メンテナンスが必要

3つ目は、メンテナンスが必要なことです。

電気を変換するパワーコンディショナは15年くらいで交換が必要ですが、太陽光パネルは30年以上保つので、一度設置すれば交換の必要はありません。

また、ごみやほこりによる発電量の影響ですが、長く晴天が続き、太陽光パネルに砂やほこりが付いた状態になると発電量が3~5%ダウンすることもありますが、雨風で洗い流されると、ほぼ元の能力に回復します。

したがって、清掃する必要はほとんどありませんので安心してください。

まとめ

今回は、自家発電型太陽光発電設備を導入にかかる費用を解説しました。

最後には、地球環境にやさしく災害などの非常事態に強いといったメリットも紹介しています。

自家発電型太陽光発電を導入した方がメリットがあるかどうかは、それぞれの企業様によって異なるでしょう。

メリット・デメリットや費用面を理解したうえで、導入を検討してみてください。
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